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May 7, 2017

 食育ということば、いまでは当たり前のように使われるようになりました。三大栄養素はもちろん、ビタミンや繊維質の働きも知って、健康な体を育成する食生活に活かすことを大きな目標に掲げる一方で、「食」に対する感謝の念や伝統的な食文化への理解を深める精神面も含み、日本人の大半が基本的な知識を持っています。

 残念ながらアメリカでは、いまだ空腹を満たす食事が優先され、栄養はサプリメントで取ればよいという考えのほうが一般的。ビタミンAという名前は知っていても、それがどんな食べ物に含まれるかは分からない。そのため小学生からビタミン剤を服用している子...

February 17, 2017

     トランプ大統領の就任から早1ヶ月あまり経ちました。アメリカ人の間でもどんな政策を打ち出すかを話題にしていたところに、シリアを始めとするイスラム圏7カ国の国籍保持者への一時入国差し止めが発令されました。

  建国以来、移民を受け入れることで人口を増やし、国力を増大させ、世界をリードしてきたアメリカの「差別」ともとれる大統領令に対して、名指しされた国籍の人々だけでなく、今後どこの国が追加されるかという不安が日本人を含む全ての永住権保持者の間で広がっています。

   すでに住んでいる者でもそうなのですから、これか...

December 1, 2016

     長い夏休みを利用して日本で体験入学した生徒達に「どうだった」と尋ねると、小学生の9割が「おもしろかった」と答えます。「何が一番よかった」と聞くと「体育」「給食」など元気のよい返事で、子供達が楽しそうに参加している様子が目に浮かびます。

     この後「お掃除は?」と聞いてみると、同じく「おもしろかった」と笑顔で答える子供が大半。アメリカでは業者が入り、生徒が掃除をすることがないからでしょう。ジャニター(janitor)と呼ばれる掃除人が、週に何度か教室の掃除にくるため、生徒だけでなく教員にも、...

September 8, 2016

       8月3日に始まったリオオリンピック、日本選手の大活躍でテレビに釘付けになった方も多いのではないでしょうか。通算金メダルの獲得数が23個という大記録を作った水泳のフェルプス選手には世界中が湧きましたが、アメリカでは女子100メートル自由形に五輪新記録で優勝したシモーン・マニュエル選手にも注目が集まりました。彼女がAfrican American(アフリカン・アメリカン=黒人)で初めて水泳で金メダルを獲得したからです。

       「自分にとっては肌の色は関係ない。ただ一スイマーとしてやってき...

August 9, 2016

       独立記念日をはさんで、ロサンゼルスで全米最大のアニメ祭「アニメエキスポ」が開催されました。1992年にカリフォルニア州サンノゼ市で初めて 開かれたこのイベント、今年は4日間に延べ人数でなんと26万人も集める大きなものになり、アメリカ生まれの娘さんにせがまれて出かけた友人は、人の多さに圧倒されて帰ってきました。

       話を聞くと、コスプレをして入場してくる若者が多いだけでも違和感があったところに、衣装はもちろん、フィギュア、ポスター等のグッズを売るブースの前は買い求める人が行列を作り、...

July 7, 2016

       日本の小学校教育で感心するのは、国語・算数・社会・理科の主要教科以外の充実度です。実技を中心にして、バランスの良い心身の育成を目指していることが分かります。

       ではアメリカはどうかというと、日本と比べ、かなり見劣りするというのが正直なところです。特にカリフォルニア州では税収の不足に伴う予算のカットが教育にまで及び、結果、情操分野が大幅に削られてしまいました。

       図工は月に1回美術専門の先生が各校を巡回し、先生が用意したインクやクレヨンで模写...

June 9, 2016

       子供達にどんな宿題が出ているかを尋ねると、よく「プロジェクト」と答えが返ってきます。直訳すれば学習課題で、授業で習った基本的な知識をもとに、それを体験する場として設けられることが多く、発表や作品提出などかなり時間がかかる宿題です。

       例えば、英語の授業で「伝記」を取り上げた場合、歴史上の人物を選び、自分がその人になって、自己紹介をする。いまでこそインターネット画像で同一人物の複数の写真を見られますが、以前は百科事典に掲載された顔写真くらいしかなく、どんな服装をしていたか、どんな持...

May 7, 2016

        先月、日本語補習校で高等部の生徒による「弁論大会」が行われました。テーマは自由なため、いまどきの高校生がどんなことに関心を持っているかがよくわかります。時代を反映し、スマートフォンやインターネット関連が多くありましたが、現地校での競争や米国での大学進学への厳しい現状を訴えた生徒が何人かいました。

       アメリカの大学入学は、日本のように当日の試験で決まるわけではありません。全米統一テストの成績、高校卒業年から遡り過去3年間の学業成績の平均(GPA: grade point...

April 8, 2016

       海外で生活した子供の強みはなんでしょう。帰国子女=バイリンガルと思い浮かべる人が多いことからみても、語学力は確かに挙げられると思います。

       ではそれ以外にどんな強みがあるかと考えたとき、実際にはこれこそが最も大きいのですが、異文化体験ではないでしょうか。

       学齢前で比べる対象がない場合をのぞき、日本の学校に通った子供であれば、まず校舎が平屋で小さいこと、体育館がないこと、コンクリートの遊び場があることなどなど、...

March 9, 2016

       今回はちょっと難しそうな題がついていますが、算数・数学を中心にしたお話です。

       アメリカの算数・数学教育に関して、以前式を重視しないことは書きました。大学進学の決め手の1つになる統一テストのSATは、5つの答えの中から正解を選び、記号で答えるため、途中の式を問われることはありません。中学や高校の単元テストでも、答えあわせの時間を短縮するマークシート方式を取り入れているところが多く、正解は常に記号で示され、問題からすぐに答えに飛んでしまいます。...

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May 7, 2017

December 1, 2016

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Vol. 34: 食育

May 7, 2017

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連載『カリフォルニアからの教育便り』

著者:小田真由美

現、補習授業校高等部主任が アメリカから今の教育情報をお届けします。