アメリカ・フィリピン:海外の習いごと

子供を連れて海外転勤となると、日本と同じような環境を整えられるのか、それともせっかくの海外生活、何か新しいことにチャレンジさせようか、悩むところです。我が家の子供たち3人は、アメリカ(ニューヨーク)が2回と、フィリピン(マニラ)の駐在期間に、それぞれ習い事を通して色々な経験をすることができました。

子供が小さかった頃は、体操教室や、親子で参加するリトミック教室(Gymboree play&music)など、英語がわからなくても見よう見真似で楽しむことができるものを探して参加しました。
子供が成長してからは、スポーツ、音楽、勉強などそれぞれが興味あるものに通いました。日本と同じ習いごとを探して継続したり、今までとは全く異なるジャンルの習いごとにも挑戦しました。

様々経験した中で、親の立場から見て日本と異なると感じたのは、先生やインストラクターの教え方(接し方)です。例えば、次女がサックスを習い始めたばかりの頃、発表会があるから“参加しないか“と先生が声をかけてくださったことです。娘はようやく音符通りに音が出るようになった程度ですから、とても驚きました。無理だと思うとお断りしたのですが、先生が”自分がデュエットするから大丈夫!心配しないで”とおっしゃってくださり、参加を決めました。当日は会場の皆さんからたくさんの拍手を頂き、娘も参加してよかったとうれしそうでした。
また、フィギュアスケートを習った時も同じように初心者にもかかわらず発表会に出るよう声をかけて頂きました。この時もインストラクターは、娘たちが達成感を味わえるように、それぞれのレベルに合ったふりつけを考えてくださり、当日、自信をもって楽しんで氷上に立てるように指導してくださいました。

サッカーやラクロスのチームスポーツでも、日本より技術的な基礎練習の時間は少なく、すぐに試合形式の練習になります。まずは楽しむこと、個人が主体的に動けるように自信を持てるようになるような声掛け(誉め言葉)が多いように思いました。

海外ではチャレンジしている過程を重視し、それぞれのレベルに応じた評価で、子供が自信を持てるようになる教育環境があるように感じました。言語の壁を理由に、まだ無理だからと自分たちでブレーキをかけず、チャレンジしたことでたくさんのいい経験ができたと思います。

                            相談員W

写真:①初めてのスケート発表会(NY)

写真:②学校対抗の水泳大会(マニラ)

写真:③息子が入っていたサッカーチーム(NY)