

Vol. 24: 日本語保育と英語保育
日本人駐在員が多い英語圏に限られるかもしれませんが、2歳児からスタートするプレスクール(保育園)の選択でよく相談を受けます。日本語保育を中心にする園があるからで、それと現地の英語保育とどちらが良いかというものです。 答えは、ご期待に沿えず心苦しいのですが「どちらとも言えませ...


Vol. 23: 夏休みの宿題
アメリカでは7月4日の独立記念日が終ると夏本番。日本と同じ4月始まりの補習校では、先生方が夏休みに向けた宿題を用意するのに頭を悩ませています。どの先生も普段ストレスをかかえている生徒達をゆっくりさせてあげたいという気持ちと、現地校がない休みこそ、日本語の勉強をしっかりやって...


Vol. 22: おみやげ
旅先から帰ってきたときばかりでなく、親しい友人宅を訪問するときでも、日本人はよく「おみやげ」を持参します。デパートのお菓子売り場の盛況ぶりを見ても、その数の多さに圧倒されるほど。日本で1学期を終え、夏休み中に引っ越しを予定されている方も多いでしょうから、今日は「おみやげ」に...


Vol. 21: 気持ちがあれば言葉は通じる
安倍晋三首相がアメリカ議会上下両院合同会議で行った演説を聞いた方はどれくらいおられるでしょう。日本の首相では初めての事だったそうで、TV放映以来、在米日本人・日系人の間ではたいへんな話題になっています。 私は録画をじっくりと見ましたが、背筋を伸ばし、身振り手振りを交えての4...


Vol. 20: 日本語学習は続けよう
海外転勤が決まり、お子さんの教育環境が激変するとき、わが子が学校でどんなにつらい思いをするだろうと、どの親御さんも自分のこと以上に心配されます。それまで当たり前のように意味が分かり、意識さえしなかった人の話が、突然何を言っているのか分からなくなり、自分の言いたいことを伝えた...


Vol. 19: 英語がペラペラ
英語圏への海外転勤のメリットの一つは、なんと言ってもお子さんが生きた英語を学べるということでしょう。日本の英語教育も、韓国や中国に追いつけ追い越せとばかり、小学校でも評価が始まります。 アーバイン市にあるUniversity of California,...


Vol. 18: ファンドレイズ
慢性的な財政難のカリフォルニア州では、新年を迎えるたびに予算カットが話題になります。日本で義務教育の予算削減などといったら大騒ぎにになりそうですが、残念ながらここでは例外として認められず、小中学校にも大きな影響が出ます。...


Vol. 17: クリスマス余話
クリスマスが近づき、日本からもイルミネーションのきれいな写真がたくさん送られてきます。アメリカでは以前は11月最終木曜日の感謝祭(サンクスギビング)の翌日から商店街が一斉に模様替えをしてクリスマススタートだったのが、いつのまにか11月早々にオーナメントやライトが店頭に並び、...


Vol. 16: 鉛筆の持ち方
アメリカ育ちの子供かどうか、鉛筆1本を持たせるだけで分かると言ったら「どうして」と不思議に思われるのではないでしょうか。字の上手い下手ではありません。書き順でもありません。鉛筆の持ち方そのものに特徴があるのです。 ではどんな持ち方をするでしょう。ほとんどが芯のすぐ上を持ち、...


Vol. 15: スクールランチ
我が家の息子たちが小学生の頃、夏休みに日本で体験入学をしてまず喜ぶのが給食でした。献立表を見ると、あじの竜田揚げや和風ハンバーグなど子ども達が喜びそうな名前が並んでいます。野菜の種類も多く、栄養バランスを十分に考えた上、アレルギーまで配慮しているのには感心させられました。...